全世界の
未確認サイレント畠山尚順ファンのみなさんこんにちは。
尚順の太陽の位置的誕生日を祝った前回の
「☆☆Happy Birthday 尚順!!」に引き続き
今回は、本来の
旧暦誕生日で celebrate 尚順ですはいではどうぞ!!!
(※今年の尚順旧暦誕生日は2月5日。今度はギリギリじゃない私えらい)
…とその前に
そんな訳でとりあえず私今かなり永正モードなんですが
タイムリーにもk-holyさんが
永正18年の義材出奔事件あたりのブログ記事をUPされていたのを先日気付いて早速読ませて頂きました!!
こちらです↓↓
「「流れ公方」足利義稙の執念が生んだ「阿波公方」(後編)
澄元方の上洛戦敗退と将軍義稙の淡路出奔事件の顛末」(2018.1.19)
ただ、
現在はもうコメント受け付けていないのですね、感想文書いたんですがw (´・ω・`) でも楽しかったです!
(※↑コメント書き込めました、ありがとうございます!2018.2.2)さてさて、再度しつこく
尚順誕生日の宣伝を致しますと
畠山政長の嫡男
畠山尚順(ひさのぶ)は
文明7年(1475)12月20日生まれ。
グレゴリオ暦では1476年1月25日。(←天文学的な意味で)
日付的な誕生日である
新暦12月20日と
太陽の位置的(季節的)な意味での尚順の誕生日、
新暦1月25日が過ぎ
最後のお楽しみ旧暦誕生日は、今年は来(きた)る
新暦2月5日となります。
旧暦的という事はつまり
空には
尚順が生まれた時と同じ月が浮かんでいるという事になります。
(↑地球に対する月の方角じゃなくて、月の形という意味で。)
ああ、宇宙を感じる。
(つまり旧暦時代の歴史上の人物の記念日は三度楽しめる!!
ただし相当酔狂なファンでもない限りめんどくさい。
酔狂なファンにとってはドムでジェットストリームアタック出来るのでたまらない。)今度は
お月様か〜
1月25日の
尚順の太陽も良かったなぁ… ってゆうか
尚順の誕生日がどれだけ需要あるのか分かりませんけど、でもまあ宇宙は「うんうん、尚順誕生日だねうんうん」っておじいちゃんみたいに喜んでくれていると思うので良いって事にしよう、うんうん。
という訳で尚順、またお祝いイラスト描いたよ!!
もう一度こういう事してみたかったんだよね!!
( ゚Д゚) ハッ!!
秘仏で地蔵な尚順がこんな空気読まずに
「斬ざん」みたいな顔しない!
仮にも
満17歳まで京都で
最上級クラスの貴公子として育った尚順がこんな
たったいま奈落の修羅界から別の生き物になって帰って来ましたみたいな顔しな…!!?
いや、するな。するする、厨子(ずし)の扉があいた時点で血沸き肉躍ってる。
戦闘モードに入ると本性出過ぎるのが尚順クオリティー
赤澤ぶっ潰す!!!!!みたいな。
このモードに入ると半径50mに「KEEP OUT」のテープが張られて善良な市民は近づけなくなる。
(だから普段は極力大人しくしている尚順はマジ
博愛主義者天使 )
でももちろん
単なる殲滅好きの頭イカれた鬼畜外道とかいうのとは全然違うんですよ、尚順は。
絶対忠誠を誓う
主君義材を京都に帰還させるという念願があって
そして河内国や大和国を
自分たちと国人たちの手で守り抜くという目的があって
しかも、その戦いの中でものすごく大事なもの沢山失っているんですよ。
父と
弟三人 (´;ω;`)
弟たちを一度に失った明応9年(1500)9月の大戦闘以降の尚順は、数年動きが無いのですが
相当こたえたのだろうな、どん底ですよ。 尚順壊れちゃう…
でも立ち上がるんです!!
一度地獄に落ちて這い上がってきたやつの強さはマジ半端ない。
俺のホーム、地獄に招待してやるよくらいのマジ。
『興福寺英俊法印記』(in
『多門院日記』)の
永正4年(1507)秋冬の
大和国を舞台にした
大戦闘はむちゃむちゃ熱過ぎて沸騰しますよね!!
めっちゃ展開早くて一見理解不能ですけど
なんか
尚順が裏切ったとか何とか言われているアレは
違うそうじゃない!!尚順はテラ高度な
頭脳戦 しているんですよ!!
戦闘力的にも
戦略力的にも最強だったから
大和国人たちがみんな
尚順のもとに集まって
大同盟組んだっていう。
てゆうか
赤澤なんかと本気で仲良くする訳ないじゃん!! ぶーぶー!!ヽ(`Д´#)ノ
(大和を守りながら戦う
尚順&大和国人たちに対して
ひたすら殲滅・焼き尽くししか脳が無い…失礼、一辺倒の
外来種な
細川内衆赤澤一味の戦い方はマジ
ど鬼畜。)
あれは、永正4年(1507)12月4日に
尚順との和議を破った
畠山義英方(←嶽山城にこもる)と戦わせるために
敵の敵は味方理論で、12月10日に
尚順から(2秒前まで敵だった)
赤澤にフレンド申請して
「お友達なら嶽山に行ってくれるよね(はーと」って甘い声かけつつ内心は
「うるあぁぁーーーー!!!」って
赤澤を
嶽山城に背負い投げでぶち込んだ
尚順の完全な
どS頭脳プレイ。
(この3か月前の9月4日時点で、
尚順&畠山義英&大和国人たちによる大大同盟が組まれてて
京都から襲来するど鬼畜野郎たちから
大和国を守るべく
心を一つにして戦う事が誓われていた。 (※畠山義英は畠山義就の孫)
ちなみに、
尚順と
畠山義英のどちらから同盟を破ったかを記す一次史料はないけど
でも
義材から御内書もらってた
畠山義英を、
尚順の方から裏切る訳はないから
これは
畠山義英からとみて間違いないと思う。
だいたい、あの大和国大戦闘真っ只中で、
嶽山にこもっちゃってるんだし。)
義英よ… なぜあの局面で
尚順との和議を破った?
まあ、赤澤たちの
殺戮焦土鬼畜外道ぶりに恐れをなして(あるいは家臣たちの進言で)保身に舵を切ってしまったのだろうけど(…と私は見ている)
でも、みんな戦い続けているんやで。
大和国人の
筒井・箸尾・十市たち(他諸々)なんて、何度這い上がったと思ってるんやで?
あそこでいち抜けたなんてたしたら、尚順が許すわけないじゃん!
「てめー義英舐めた真似してんじゃねーよぜってー許さねぇマジお前からぶっ潰すキョロキョロ(←なんが投げるもん探してる)お、ちょうどいい砲弾が落っこちてた(←赤澤の首根っこ掴む)うるあぁぁっっくらえ腰抜け野郎!!魂(たま)付いてねぇやつは大和から出て行っていいんだぜ戦えるやつだけ俺について来いやぁぁぁっぁーーーーーー!!!」…だったと思う、見なくても分かる。
ちなみに、
『不問物語』(or
『瓦林正頼記』)の言う所の
「尚順と細川高国が大和国を猫ババしたくて、それには畠山義英が邪魔だから、2人は申し合わせて細川澄元(←赤澤長経の主君)と偽りの和議を結んで畠山義英退治を唆した」ってゆう
赤澤長経の推量は、あれは的外れまくりな大ハズレ。
だって前々年に
義材に忠節を誓って「
尚順と一緒に頑張ってくれるのむっちゃ嬉しい!」って
義材から言われていた
畠山義英を、
尚順がそんな理由で敵に回す訳ないし。
畠山義英との同盟が破れたから、
尚順が戦略変えざるを得なかっただけだし。
(↑そのままだと
畠山義英と、
赤澤率いる細川軍の "両方" と戦う事になりかねなくて非常にまずい。
あるいは、以前のように
義英方畠山と
細川内衆赤澤が手を組んでしまったらそれこそ厄介。
だから
尚順は、畠山義英が和議を破った時点で
間髪入れずに赤澤にフレンド申請した。
…もちろん、
赤澤長経へ嶽山城攻撃の直接的な指示を出すのは
主君細川澄元だから
尚順はまず細川澄元に講和を持ちかけたと思われ
そうすると、両畠山の和が破れたのが
12月4日 尚順が赤澤に馬と太刀を遣わせて嶽山城攻撃よろ!ってしたのが
12月10日だから
12月4日以降、
尚順は京都の
細川澄元のとこへ爆速で早馬を飛ばしてたことになる。
敵に一寸の隙も与えない、ものすごい驚異的な速さの判断力(そして決断力)。
マジ尚順頭キレ過ぎる最強!! てゆうかこの一瞬で、敵に敵をぶつけて片付けようとか思い付く尚順は
マジ絶対敵に回したくない男 No.1 !!!)
(※上記の訂正 ―――2018.2.17
失礼しました。「尚順と義英の同盟にひびが入り始めて
尚順が細川澄元に和睦&嶽山城攻撃を持ちかけた時期」は
12月4日より "以前" である事に気付きました。(おそらく11月下旬頃かと。)
つまり、12月4日時点では既に尚順と細川澄元の和睦が成り
義英の籠る嶽山城攻撃が決定&スタンバイ完了していた、と。
…とは言え、尚順が間髪入れずに戦略変更した事に変わりはなく
その期間が「12月4日〜12月10日(1週間くらい)ではなく
11月17日辺り〜12月4日より少し前(2週間くらい)だった」
という事ですので、尚順のプレイが最速である事に変更はありませんのでよろしくです。
もう少し詳しくはこちらの記事をどうぞ→「まだ用意できてない」)だから「
細川高国は
尚順と組んでなんか企んでる」って裏を読んだつもりの
赤澤長経は
その余計な邪推を散々
主君細川澄元に讒言したことにより、疑心に取り付かれた
細川澄元と
細川高国の関係を無駄に悪化させて、結果的に
主君細川澄元の没落を招いた。
まあでも、
尚順には利用されてたけどな。
ってか永正5年(1508)正月17日にいよいよ嶽山城を落す段階になって気付くとかおせぇーよwwww
しかも騙されていたのは細川澄元ってよりおめーだよ!!!
というかもし
細川澄元が
細川高国を疑って排除に動き出さなければ
細川家がそこで割れる事もなく
義材上洛後に
細川澄元は
赦免を受けられた可能性は低くない(ってか高い)と思う。
(義材たちの方針はどこまでも「和議・泰平」であって
敵の排除殲滅復讐じゃない。マジ最高の公方。)…いやでも、細川澄元は最終的には義澄の意向に従うだろうな。
あと、細川内衆間での不満噴出でどっちにしろ内部崩壊的に割れる運命は避けられなかっただろうな。。ってのが実際のとこだけど。
ああこの辺の話楽しい、
大和熱すぎる尚順頭良すぎる!!需要無いのは痛いほど分かっているけれど、でもきっともうすぐ宇宙が尚順を御開帳してくれるって信じてるマジ
Happy Birthday 尚順!!!おまけ
使い道がよく分からない尚順お祝いイラスト縮小無し原寸1600×1200px 1.15MB
